博多どんたく

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ゴールデンウィーク(5月3日、4日)に欠かせない博多っ子の祭り。

室町時代に始まった領主への年賀行事がルーツで、

その松囃子行列の「通りもん」といわれるおはやし隊が今のパレードに発展した。

「ぼんち可愛や寝んねしな 品川女郎衆は十匁十匁の鉄砲玉 玉屋が川へスッポンポン」

これはしりとり歌で、江戸で流行したのは幕末かららしい。「品川女郎衆は十匁」の歌詞から『国々色里あたい付』をみると、品川は文化・文政頃がこの値段になっている。この歌の元文は長く「牡丹に唐獅子、竹に虎、虎を踏まえた和唐内…」から始まって延々と続く。そして最後のところに「坊やはよい子だ寝んねしな、品川女郎衆は十匁…」と出てきて、この後にも歌は続く。これが「ぼんち可愛いや…」と大阪言葉に変わったのは明治になってから。
博多の河原田平兵衛さんが菓子の修行に東京栄多楼に弟子入りし、職場で歌を覚えて帰り、博多下呉服町で栄松堂という菓子店をひらいた。それまでどんたくの道囃子は地唄の『黒髪』『おりてゆく』などの合の手を弾いていたが、日露戦後のうきうきムードの中では地味すぎた。そこで平兵衛さんがこの歌に東京の”さわぎ”を道行風に編曲し、現在の『ぼんち可愛いや』になった。「一度は気やすめ二度はうそ」「もうしもうし車屋さん」の歌詞は大正時代の中期に作られた。

参考サイト:福岡商工会議所

「ぼんち可愛や~」のリズムに乗って、老若男女が歌い踊り、実に派手な2日間。

語源は、オランダ語の「ZONTAG」で休日の意味。

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