地名 舞鶴 黒田長政は、慶長6年(1601年)から7年がかりで城を築き、 それまで那珂郡福崎と呼ばれていた一帯を福岡と名付ける。 祖先のいた備前(岡山県)邑久郡福岡にちなんだ。 完成した城の別名が舞鶴城。 その由来は沖合から眺めると、鶴が両翼を伸ばして... 地名博多の魅力
地名 新天町 戦後の混乱が続く昭和21年10月、空襲の焼け跡にバラックながら新しく商店街が完成した。 名前をなんと付けるか、公募もしたがあまりパッとしない。 思案の末、呼び出されたのが町内の呉服店の大将で川柳家の安武孝一さん。 紙に大きく「新天神町」と書... 地名博多の魅力
地名 大手門 戦後の町名変更で突如現れた町名。 そこで「福岡城に大手門はなかったのに東京の真似をして」という批判があがったが もともと、大手門とは城の正門のこと。福岡城は上(かみ)ノ橋、下(しも)ノ橋の2つが大手門であった。 いざ新町名をつけるにあたり、... 地名博多の魅力
地名 能古島 博多湾に浮かぶ周囲12kmの小さな島。 井上陽水の「能古島の片思い」に歌われ、 作家:壇一雄が晩年を過ごした福岡では誰でも知っている島である。 花が咲き誇るアイランドパークをはじめ、 島は花と緑に満ち、海岸は海水浴場、キャンプ、潮干狩り、磯... 地名博多の魅力
地名 玄界島 ベイサイドプレイス博多ふ頭から船で約20km、35分のところにある福岡市北西部にある離れ島。 古くは黒田藩の流刑地だった。 人口約700人、島の周囲約4km、徒歩で約1時間で島を1周できる。 2005年の福岡県西方沖地震で多大な損害を被った... 地名博多の魅力
地名 西区分割 昭和57年をメドに進められた西区の分割計画。 西、城南、早良と3つの新しい区名に決まり、各新区の公共施設やシステムの整備が行われた。 新区名の新しいイメージにかなり差があったため、住民の中にはかなり反発した人も多かったとか。 いつも最後まで... 地名博多の魅力
地名 渡辺通り もう廃止されたチンチン電車(市内電車)の旧循環線が名の起こり。 この路線は明治44年に博多電気軌道が開通させた。 先発の福博電気軌道が1年前に走らせた旧貫線に続く開業だが 先の福博電軌が県、市の造った貫線道路を走らせたのに比べ、 こちらはい... 地名博多の魅力
地名 鳥飼 昔、神功天皇が凱旋した時、早々と出迎えた鳥飼宮内少輔という豪族が 食事を差し出したから鳥飼という地名になったという説がある。 鳥飼というのは、犬飼、猿飼と並ぶ古い姓で、 これがおとぎ話の桃太郎のお供をする犬、サル、キジの由来だろう。 本当か... 地名博多の魅力
地名 伊崎 黒田長政にお供し、殿様の大好きなキスを獲っていた漁民が、 福岡という地名と同じ備前(岡山県※黒田家の祖先が住んでいたとされている)にちなんで名付けたとされる。 別のもう一つの説では、元和(1615~1623)の初め、ふらりとやってきた長州(... 地名博多の魅力