ボリュームとボラティリティ
株式市場やFX、バイナリーオプションでもよく耳にする言葉ですね。
今回は、ボリュームとボラティリティの違いについて書いています。
さらに、バイナリーオプションに活かす方法や実際にダウンロードして
使い勝手のよかった無料のボリュームインジケーターを紹介しています。
ボラティリティとは
ボラティリティとは「取引量・値動き幅」
言い換えれば、価格変動の大きさを表す変動率
価格の変動率が低いぼどボラティリティは低い
価格の変動率が高いほどボラティリティは高い
という表現になる。
ボリュームとは
一方、ボリュームは、為替取引で生じた出来高、もしくは売買高のこと
ローソク足が形成される間にどれだけの取引が成立したかを示す指標になります。
レートの上昇下降時の出来高を計算し、売られ過ぎ、買われ過ぎの水準を見る指標を
ボリュームレシオ(略称:VR)と呼ばれています。
ここで、勘違いしてはいけないのは、取引額の大きさではなく
取引量だということ。
つまり、取引回数(ティック数)を表している。
※まあ、一般的に考えると、取引回数が上がると取引金額も上がると考えられる。
バイナリーオプションにどう活かすか
バイナリーオプションの場合、あまり深く考えないで
※考えたらきりが無い
ボリューム≒ボラティリティ(ほぼ同じ意味と)捉えて
ローソク足が伸びているときは
ボリューム≒ボラティリティが上がってきていると考えています。
バイナリーオプションの手法として
単純に、大きいローソク足の始値に多くの人がポジションを保有している
と考えて、チャートの動きを見て、そこで反発するかを注視しています。
ただ、相場の世界はそんな簡単にはいかないのが現実です。
長期足の観点、値幅観測などを交えることで
結構、高い勝率を保てるようになりました。
わりとわかりやすいボリュームインジケーター(すべて無料)
VROC
急激なボリュームの変化を表示するインジケーター
ただ単に、ボリュームの変化を測定するインジケーターではなく、ボリュームに大きな変化があったポイントや取引が活発になっているポイントを表示する。
パラメーターは、算出期間のみ設定
1時間足に入れて、始値に水平ライン(黄色ライン)を引いて
5分足での反発を見てみました。
1回目は、そのまま下抜けしていますが、再び上昇したとき(緑の矢印)は、
きっちり、反発しています。
また、右の丸部分でも、その近辺で揉み合っています。
【VROC】は、以下のabysse様のサイトよりダウンロードできます。
Future Volume
出来高を計算式に組み込み、買われすぎ、売られすぎを判断するサイン系インジケーター。
(パラメーター変更でレンジ・トレンド両方対応)
パラメーター設定値
【トレンド】
Volume_index – 0
Filter1 – 0
Filter2 – 3
Filter3 – 5
Filter4 – 30
【レンジ】
Volume_index – 3
Filter1 – 3
Filter2 – 3
Filter3 – 5
Filter4 – 30
Future Volume使用例
トレンド・レンジの設定数値をそれぞれ1時間足に入れてみました。
現在の状況をきちんと把握すれば、わりかし良い場所でサインが出てます。
次に、バイナリーオプション用で5分足と15分足にも入れてみました。
5分足は、微妙ですね。
上位足の状況判断で、アップトレンドなら上のみ、
ダウントレンドなら、下のみ
とか、ルール作りが必要な印象です。
VP-Range-v6
ボリュームプロファイル(出来高プロファイル)を表示するインジケーター
出来高のの多かった価格帯がわかる
マーケットプロファイルは価格帯別に
「どれだけの時間、その価格帯に滞在したか」を示し、
ボリュームプロファイルは単純に
「その価格帯でどれだけのボリューム(取引高)があったか」
を示す。
見にくくて申し訳ないですが
左の赤矢印部分の縦の青線と右側の赤矢印部分の赤の破線を移動して
時間軸を調節してその時間帯での保有ポジションを一番右の緑の棒グラフで表わす。
waddah attar explosion averages nmc alerts 2_3
相場のボラティリティやトレンド方向を判断するためのインジケーター
- 緑色:上昇の強さ
- 赤色:下降の強さ
- 青色:ATRのライン
- 黄色:Explosionライン
Explosionライン(黄)がATRライン(青)を超えている前提で
上昇ライン(緑ヒストグラム)下降ライン(赤ヒストグラム)が伸びるとトレンドフォロー
1時間足の直近と2番目のボリュームが高いところにピンクの縦線を入れています。
5分足に落としてその後を観察。
直近が青の水平線
2番目の直近が黄色の水平線
5分足で見ると、直近は、青の水平線で左の青丸は、そのまま下抜け
再上昇の赤丸で反発
直近2番目は、赤丸で※下の画像、黄色の水平線は消えていますが
反発しています。
まとめ
バイナリーオプションにおいては
ボリュームとボラティリティはほぼ同じ意味合いと理解し、
ボリュームインジケーターを使って、上位足の始値に水平ラインを引き、
戻って来たとき、反発(逆張り)を狙うのは有効。
ただし、ボリュームが大きいローソク足の始値だけでは、根拠が弱いので
さらに、上位足のサポレジなど他の根拠と併用する。
個人的には、ボリュームインジケーターの中で
「waddah attar explosion averages nmc alerts 2_3」
を使っていこうかと考えています。