トレンドラインの正しい引き方
トレンドラインを正しく引くには、
ということを頭に入れとかないとトレンドラインを正しく引くことはできません。
※ダウ理論については別ページで説明していますので、そちらをご覧ください。

トレンドラインの引き方は単純で
あるいは
そして、3点目がその LINE で抵抗を受けてトレンドラインが完成します。
- 高値と高値を結べば上値抵抗線
- 安値と安値を結べば下値支持線
となります。

※手書きの画像で下手くそで申し訳ありません。
この上値抵抗線と下値支持線をチェックすることにより上値の上限、下値の下限を把握することができます。
トレンドライン(傾向線)を描くことにより、
などがより明確にわかるようになります。
トレンドラインは何度も抵抗を受けている方が強いということになり、
何度も抵抗を受けているラインが注目されているというラインになります。
トレンドラインを正しく引くことによってわかること
トレンドラインを正しく引けるようになると
現在のチャートの方向性
トレンドラインを引いた向きによって、現在のチャートが上昇なのか下降なのか
どちらの方向に動いているのかを判断することができます。
トレンドの強弱
トレンドラインの傾きを見ることによって、そのトレンドが強いのか弱いのかを判断することができます。
例えば、急角度で上がっていったトレンドラインは、上昇の速度が速すぎることで、
そのトレンドラインの角度を維持できず、すぐにブレイクする可能性が高いです。
逆に、トレンドラインの傾きがあまりなく緩やかな場合は、上昇の勢いが弱いことを意味しているので、
その後、レンジ状態に入るか、 トレンドの変換が起こる可能性が高いです。
トレンドラインの傾きで注目するポイントは【45度】 であると考えられており、
多くの投資家がこの角度のトレンドラインを一番注目しています。
トレンドラインはヒゲで引くの?実体で引くの?
トレンドラインを引く時に、特に初心者さんは
どちらで引いた方がいいか迷うと思います。
トレンドラインは、世界中の投資家たちが用いているテクニカルです。
つまり、多くの人が意識しているところを考慮して引く必要があります。
ローソク足のヒゲは、その時間足の単位の最高値と最安値を表しています。
世界中の投資家たちは、もちろん最高値と最安値を意識しています。
それと、日本ではローソク足チャートを見てトレードするトレーダーがほとんどですが
欧米ではバーチャートを利用しているトレーダーがたくさんいます。
一度、バーチャートを使ってトレンドラインを引いてみてください。
それをローソク足チャートにすると、ヒゲを意識したトレンドラインになります。
トレンドラインの正しい引き方のコツ

トレンドラインはいつ引くの?

実はトレンドラインは、いつ引いてもいいというものではありません。
早く引きすぎても、まったく無意味なものになってしまいます。

それでは、いつ引けばいいのでしょうか?
複数のトレンドラインで判断する
同じ起点からトレンドラインを複数引いて、トレンドの強弱を判断する。
徐々に角度が上がっていけば、いずれ強トレンド発生の可能性が高い。
逆に、トレンドラインの角度が徐々に下がっていけば
レンジ相場もしくはトレンド反転の可能性がある。

トレンドラインを引く無料インジケーターの紹介
どうしても自分でトレンドラインを引くことができない方は
トレンドラインを自動で引いてくれる無料のインジケーターを使ってみてはいかがですか?
本来は、こういうものはあまりお勧めしません。
なぜなら、将来的に自分でトレンドラインを引けた方が良いからです。
ただ、投資を始めたばかりの人やトレンドラインを引くのが面倒だと言って
トレンドラインを引いていない方などに、いかにトレンドラインが効くか
を実感していただくために無料インジケーターを紹介しています。
Google などで【トレンドライン インジケーター 無料】と調べれば
たくさんのインジケーターが出てくると思いますが、
ここでは、私が実際に使っていたものを紹介します。
GhaniFx Auto Trend Lines
このインジケーターの特徴は、
2点で結んだトレンドラインよりも当然3点の方が意識されるので有効だと思います。
さらに、
- 白色のライン: 短期のトレンドライン
- 黄色のライン:長期のトレンドライン
と色分けされており、とても見やすく初心者の方でもわかりやすくなっています。
GhaniFx Auto Trend Linesのパラメータ設定
基本的に変更するのは、【Nomal_TL_Period】だけで良いと思います。
※ これは通常のトレンドラインの期間を表しています。
私の場合はバイナリーで使用するので、とりあえず【1000】に設定しています。
他のインジケーターと同時表示させると少しノーマルの状態ではチャートが見にくいかもしれません。
そういう場合は、一番有効な3点を結んだトレンドラインだけ表示するのもいいでしょう。
その設定方法は、パラメーターの入力から
- Nomal_TL_Color:None
- Long_TL_Color :None
に設定することで3点を結んだトレンドラインだけが表示されます。
だいぶスッキリなると思います。
以下からダウンロードができるようにしております。よろしかったらどうぞ!
導入方法
導入方法は、まず MT4を立ち上げてください。
MT4の画面の左上の【ファイル】⇒【データフォルダを開く】
MQL4 ⇒ 【indicators】の順で開き、【indicators】フォルダの中へファイルを入れてください。
ファイルを入れたら一度、 MT4を終了して再度立ち上げてください。
MT 4のナビゲーターの中に表示されていると思います。
あとは、チャートにドラッグ&ドロップさせたら、チャート上に反映されます。
※インジケーターのチャート反映の方法は、こちらでも詳しく説明しています。

本格派が使用するトレンドラインの自動化ツール
こちらは有料になりますが、 『トレンドライン Pro 』も紹介しておきます。
先ほど紹介した無料のインジケーターなどとは比べ物にならないほど、
チャートを開けた瞬間に世界中のトレーダーが意識しているラインを自動で引いてくれます。
世界の多くのトレーダー達が基準としている
- サポートライン
- レジスタンスライン
- トレンドライン
の3つを基本通り、 忠実に再現してくれています。
私も実際に購入して、 バイナリーオプションでの5分取引や1時間取引に活用しています。

2つのMT4チャート使って1つは、自分でラインを引いて答え合わせをするという使い方も面白いし、ライン引きの実力アップになります。
基本的で忠実な【 ライン】 さえ引けるようになれば
『ライントレード』は、 決して難しいものではありません。
ライントレードをする上で、自分が読みづらいと思ったラインは
当然、世界中のトレーダーが見ても読みづらい相場なのです。
このトレンドライン Pro を使えば、
一瞬で判断がつきます。
つまり、読みやすいラインの通貨ペアを選べば、 それだけ世界中のトレーダーと同じ
相場観を持つことができるということです。
『トレンドラインPro』 高精度トレンドライン自動描画インジケーター
『トレンドラインPro 』は、世界基準のサポートライン・レジスタンスライン・トレンドラインを“自動描画”し、『ライントレード』を強力に“アシスト”する、MT4(FX・CFD)対応インジケーターです。